2016年8月28日日曜日

多摩川花火大会~2016~

8月21日(土)、多摩川花火大会に行った。

地元民としては恒例行事。

家で食事したあと、河原まで歩いていく。

毎年見ているが、今年は一つ違うことがあった。

今回は、当日ぎりぎりまで雨が降ったりやんだりの不安定な天気だったにも関わらず、開会後雨がピタッとやみ、無事に開催の運びとなったことだ。

19時開始にも関わらず、18時過ぎの段階で雨。

しかし中止のアナウンスは流れない。

傘をさして会場に向かう。

で、ついて分かった。

「執念」

若干霊感がある人なら分かるかもしれない・・・

多摩川の河原にはすさまじい「執念」が漂っていました。

「ここまで来て、中止?あぁ??」

っていう。

おそらく雨雲を蹴散らしたのはこの念だったと思います。

今年から、順延がなくなり、1回中止になったら翌年までお預けになるというのも関係していたと思います。

花火大会は相変わらず見事で感動してしまいました。




【和菓子好き】菜花糖

7月16日(土)にまるごと日本@浅草にて購入。

福井県鯖江の伝統菓子。

煎った糯米に、柚子で味付けした砂糖でコーティングしたお菓子。

1粒づつ食べてたのですが、あっという間に一箱食べてしまいました。

1粒1粒小さいのに、柚子の味がしっかりついている。
砂糖の量もちょうどよい。

食べ始めると、止まらなくなります!

包装もきれいです。



2016年8月21日日曜日

高桑信一著『山小屋の主人を訪ねて』

高桑信一著『山小屋の主人を訪ねて』(東京新聞出版局)

全国の山小屋の主人を訪ねていくささやかなルポ。

単に山小屋というのはどういうところなのかを知りたくて読んでみたが、筆者の文章の書き方なのか、山小屋の主人になった経緯は様々だが、どこも温かみが伝わってくる。
食事に込められた気持ちまで伝わってくるようである。

また、フルカラーでの写真も鮮やかである。



伊坂幸太郎著『あるキング 完全版』

伊坂幸太郎著『あるキング 完全版』(新潮文庫)

今まで読んだ伊坂幸太郎作品の中で、かなり面白いと思った。

単行本版、雑誌版、文庫版の3篇がおさめられている。

単行本版と文庫版を読んだ。

ストーリーは変わらないが、ところどころでいろいろ異なっている。

出てくる人物像が、今まで読んだ伊坂作品ではあまり出てこないタイプだったのも面白い。

東野圭吾の『手紙』を思わせる内容ではあるが、父親があのようなことにならなくても、主人公には妨害がつきまとっただろう。

天才を妬む輩は必ずいるものだ。
その負のエネルギーの力はすさまじい。

そういう人間のいやらしい部分をえぐりだしている。

【夢日記】8月18日朝

中途半端な記憶だが、留めて置く。

恐らく旅行のときの名残だと思うが、私は知人(実在)と二人で、荷物を持ってバスであちこち移動している。

最後の最後で、相手はなぜか母だったと思うが、買い物に行ってくるといってはぐれてしまった。

だが、バスの時間が迫っており、どうしようとなっている夢。

愛知・三重・京都旅行~3日目~

3日目は朝から貴船神社へ向かう。
8時50分頃京都駅を出発。

途中バスで乗り換えて、貴船口まで行く。

貴船口から貴船神社の最寄駅までは別のバスが出ているが、徒歩で行っても30分弱なので、あるいていく。

途中の川で水遊び。


貴船神社に近づくと、川床料理の店が軒を連ねている。
後で自分も川床で懐石料理を食べることになるのが、私にはもったいない贅沢体験であった。


貴船神社は水神を祀っている。
創建にまつわる話は神話のようであり、和泉式部も詣でたという伝説も残っている。
すごいところに来てしまったという感じである。

本社から奥宮までは徒歩10分程。
奥宮はしんと静まりかえっていて、空気のきれいな落ち着く場所であった。

奥宮参道。

貴船神社を参拝したあとは、まさかの川床料理へ。
あこがれだったのと、まさかここで食べられるとは思っていなかったので、夢のような体験であった。


お昼を満喫したあとは、叡電で鞍馬へ。

源義経が幼少の頃に修行をした寺としても有名です。

駅前の天狗の像


鞍馬寺入口

しおりにもなるチケット


行きはケーブルカーで途中まで登る(仁王門~多宝塔間の200m)。


そのあと魔王殿まで行き約1.3km(多宝塔~魔王殿)、帰り1.9km(魔王電~仁王門)の山道を往復。

なお、魔王殿から500m程歩くと、貴船神社です。
貴船神社と鞍馬寺は徒歩で行くことも可能です。


下山後、バスを待つ間、鞍馬寺前の和菓子屋さんでよもぎもちを購入。

餡は入っていないシンプルなよもぎ餅。
ヨモギの葉っぱの食感を感じるほどで、うまし。
パラフィン紙に包まれたきな粉がついている。


さて、京都のもう1つの魅力。それはラーメンである。
最初京都のラーメン激戦区一乗寺に乗り込んだが、あいにくお盆期間中でどこも空いていない。

出町柳に移動し。鴨町ラーメンにて豚骨ラーメンを食べる。

鶏ガラと豚骨を煮込んだスープは臭みが全くない。うまい!


ちょうどこの日は大文字焼きの日とのことで鴨川沿いには人が沢山いた。

しかし、開始は20時~とのことで、この時18時くらいだったので、見物は諦める。

京都駅へ戻り、買い物をし、東京へ。

神聖な場所と、景色を堪能し、食べる物も全部美味しく、さらに3日とも交通のタイミングが素晴らしくよく、最高の旅であった。

~~お土産編~~

知人にお薦めされていた美濃忠の和菓子。

どちらも絶品であった。
東京にも来てほしい。
また名古屋に行った折には是非買いたい。


せせらぎ。
美しいばかりではなく、味も非常に美味しい。
下の白い部分は糯米の食感がたまりません。

六華

琥珀糖好きには見た目も味もたまらない逸品。

梅味、マンゴー味、レモン味、青りんご味とあるのですが、どれも味をしっかり感じられます。
冷やして食べるとおいしいです。


愛知・三重・京都旅行~2日目~

2日目は朝から二見浦へ行き、二見興玉神社に詣でる。

朝食を付けなかったので、一番早い宿からの送迎バスで鳥羽に行こうと考えていたが、意外と早く支度が済んだので、タクシーを呼んでもらい、一時間程早く出発する。

鳥羽で朝食を摂ろうと考えていたが、そのまま二見浦まで行く。

途中の喫茶店で朝食を摂り、二見浦に向かう。

二見興玉神社までは、絵のような景色が続く。
銭湯の壁絵を思い出してしまった。



二見興玉神社に詣でる。

海に面しているだけに、景色がすばらしい。


神社の鳥居であり、パワースポットでも有名らしい夫婦岩の上にはm海鳥が巣を作っているのか、何羽もとまっていた。

ここでもご朱印を頂く。

10:11分の電車に乗るために、ちょっと急ぎ足となるが、途中の和菓子屋で勧助餅を頂く。


餅米の粒が残っていて、モチモチして絶品である。
赤福餅を食べられる場所もあったが、時間がないので、今回は諦める。

なお、二見浦駅にはロッカーはないが、二見興玉神社の近くに手荷物預かり所があるようだ。


電車に乗って、伊勢神宮外宮の最寄駅、伊勢市へ。
ロッカーに荷物を預ける。

お盆の時期なので、混雑を覚悟していたが、想像していたほどではなく、ほとんど並ばずに参拝できた。

伊勢神宮は世界中から人が来ていながら、シンとした静けさを保っている。
決して俗にそまらない格式の高さがあるように思える。

一通り周り、ご朱印を頂いた後に、せんぐう館に行く。


せんぐう館は伊勢神宮の歴史や、建築技術などを学ぶことができる施設で、宿から鳥羽に行く途中にタクシーの運転手さんに強くお薦めされた。

外宮正殿の入口部分の原寸大模型が一番の見どころ。

他、建築や茅葺屋根の製作過程や工具類、一年を通しての行事の紹介など。

伊勢神宮の祭事にお供えされる米を育てている田んぼがあるというのも初めてここで知る。

せんぐう館からの眺め。
手前で亀が甲羅干し。


駅前で軽く軽食を摂り、バスで内宮へ移動。
平常時は10分程度で着くらしいが、お盆の時期の帰省ラッシュか、途中渋滞で20分近くかかった。

内宮もそれほど混雑していない。
一番並んだところでも3~4分程度であった。

参拝を終え、ご朱印を頂こうというところで、ざーっと雨に降られる。

休憩所で雨宿りして、雨が止むのをまっておはらい町、おかげ横丁へ繰り出す。
この時大体13時くらい。

カウンターで好みの日本酒を五勺から飲めるバーで白鷹の純米吟醸を頂く。うまい。

塩と共に出てくる。余計にお酒が進む。


途中の日本酒バーで飲んでいると、またざーっと雨。

気にせず飲んでいると、10分程度で上がって、それ以降は快晴。

1貫500円の松坂牛のお寿司を1貫と、気になっていた伊勢うどんを食べる。
行く前から方々で出汁がしょっぱいとか、麺にコシがないので好みが分かれると言われてたが、ここで食べたのはとてもおいしかった。




その後、16時32分くらいに伊勢市を出て京都へ移動。

19時頃着いて、駅前のホテルに荷物を降ろし、夜は京野菜料理を堪能。

京都タワー隣接の接方来というお店。
ここは料理が大変美味しい。

店名を冠した日本酒もおいしくて、お土産に買って帰りたいくらいであった。

愛知・三重・京都旅行~初日~

14日(日)~16日(月)にかけて、愛知、三重、京都と観光旅行をしてきました。

その時の記録。

初日、9時40分頃東京駅を出て、名古屋に着いたのが11時30分頃。

昼はもちろん寿がきやです。


着いた当初、早速ロッカー難民となるが、昼食後、執念でロッカーを見つける。
小さなロッカーなら空いているのが、キャリーで行ったので、大きいロッカーが必要だったため、苦労した。

所用をすませ、大須へ。

大須観音へ行く。

ここでご朱印を頂く。
今までご朱印にはそれほど関心はなかったが、自分とお揃いのご朱印帳を持っている従姉が勧めてくれました。

大須観音は日本三大観音の1つだという。

他、浅草の浅草観音と、三重の津観音。

浅草観音はすでに頂いているので、あと津観音だけとなった。

大須観音に参ったあとは、大須の商店街と電気街を散策。
電気街で、以前買ったが、紛失してしまった温湿度センサーモジュール(HDC1000)を購入する。

時間があまりなくてゆっくり周れなかったが、いろいろなお店が沢山集まっており、非常に楽しい。
次回は是非ゆっくり巡りたい。

途中で食べた味噌唐揚げ。
大きい鶏のから揚げに、味噌ソースがかかっています。
結構味が濃い。ジューシーで柔らかくてうまい。




18時過ぎに名古屋駅を出て、鳥羽に移動。
20時頃鳥羽駅着。

駅周辺は真っ暗。
宿で夕食を付けていなかったので、不安になる。

・・・が!5分程歩くと、飲食店が並ぶ道があった!

全ての店が開いているわけではなかったが、選べるだけの数はあった。

近鉄の駅ではなく、JRの駅の近辺にお店が多い。
諦めずにちょっと先へ進もう。

なお、近鉄の方も、改札を出て右側の階段を降りたところには、駅に隣接して2~3件小さな店があることにはある。

天びん屋というお店に入りましたが、おいしかった。

21時20分頃店を出て、宿へ。

2016年8月11日木曜日

【夢日記】8月11日朝

私はどこかの街のビレッジバンガードにいた。

2階建の大きな店だ。

坂の通りにあり、1階と2階はそれぞれ外の入口からも入れるが、中の梯子を使ってもいける。
梯子というのは、あくまで夢なので。

私は2階に何か(忘れた)を見に行くため、1階の梯子の足元に鞄を置き、梯子に手をかけた。

鞄を置き去りにするのは盗難とか気にしていないのはあくまで夢だからというのもあるが、その梯子の通り道が物でびっしり埋め尽くされていたためである。

梯子は細いトンネルの中を通っているが、トンネル内の壁にはびっしりリュックやらなんやらかかっていて、もう正直巻かれた布団の中を目をつむって通っていくという感じである。
物はかかっているが、あまりにぎゅうぎゅうのため、目を開けても真っ暗な状態。
その中に顔をつっこむと梯子で来たことを後悔するくらいである。

私は結局その梯子を2往復した。

2回目はさすがに帰りは2階の通りに面した出入口から出て1階の通りに面した出入口から入ろうと思ったが、梯子のところに置いてある鞄を取りに行くためにぐるっとするのがめんどくさいため、ぎゅっと目を瞑り、窒息しそうになりながら、ぎゅうぎゅうのトンネルを降りて行った。

その後、店の外に出て、携帯ショップに行こうと思った矢先、携帯(スマホ)をなくしたことに気付いた。

記憶を遡る。

小学生の時の親友I(実在)と出掛けたときのことが思い出される。
そのとき思い出した「記憶」(夢内記憶だが)は覚えていないが、彼女が持っている気がして、急遽電話(別の携帯電話を持っていたらしい)。

すると、2コール目で彼女が出て、「持ってるよ~♪」という。

その時、夕方の17時半。

18時に家に帰ると言っていたが、彼女の住んでいる家に取りに行ったらちょっと遅くなるだろうなと考えている。

私は仕事で不便している旨を伝えて、彼女に今から彼女の家の最寄駅に行くから、そこまで持ってきてくれないか、と聞く。

彼女の返事は遅く、声もくぐもっている。
どうも息子(実在・夢の中では3歳くらい)と話しているらしい。

私は時間も遅くなってきていることもあり、いい?と何回か聞いた。
「いいよ」と返事がある。

ちょうどその時、たまたま電話しながら通りかかった店に、キャラクターもののクッションを売っていた。

その中に、アンパンマンのクッションがあり、そういえば彼女の息子はアンパンマン好きだったなと思いだす。

値段を見ると、1,500円である。

私は彼女に、買っていこうか?と聞く。

彼女は息子と相談しているらしいが、何分経ってもぼそぼそと聞こえるだけで、いい、とも要らないともはっきり言ってこない。

私はちょっとイライラして、時間も時間なので、今回はやめとくわ!とりあえず今から行くからね!!と伝えたところで夢は終わる。

【夢日記】8月10日朝

はっきりとは覚えていない。

ただ、2つ記憶している。

夢①

前職の先輩(実在)と何かのイベントに行くため、道を歩いている。

電車の中から一緒だったようだ。

で、帰り道も同じ道を二人で歩いている。

記憶が薄れすぎて。これくらいしか覚えていない。

道は、ごく普通の住宅街だが、家の壁が皆黄土色の高い壁であり、迷路を歩いているような気分であった。

夢②

私は自宅にいた。
建物は夢固有の建物であり、今まで住んでいた家ではない。
1階のテラスが川(きれいな清流)に面しているという立地。

外は雨である。

彼と電話で話している。

私は2階にいたが、外を見ると清流は依然としてきれいなブルーだが、若干増水してテラスに入ってきている。

電話口で、「水が増水してきてこわい」と言っている。

ここまで。

2016年8月7日日曜日

鷹匠カフェに行く

鷹とか鷲が大好きだ。

あの射抜くようなするどい目が好きだ。
高いところから地上を見渡して、小さな獲物を捕らえたら、急降下して獲りにいく。
その狩猟性に惹かれるのではなく、常に全体を見渡して、その中から必要なものを即座に捉える、というところに畏敬の念を感じてしまうのだ。

そんな鷹とふれあえるカフェが三鷹にあることは知っていたが、7月31日(日)にとうとう行ってみた。

鷹とかフクロウとかの猛禽類が店内にいて、外からも見ることができる。

座った席の隣には、大鷹の子供(?)がいて、寝たり、羽ばたいたりしていた。



羽ばたくと、羽毛が舞うので、飲食物には注意だ。

触るのはNGだが、満足である。

帰りに、鷹匠カフェから5分くらいのところにある、「ことりカフェ」に行った。

私はインコや文鳥などの小鳥には興味はないが、鳥が好きな親戚のためにお土産を買っていこうと思った。

鷹匠カフェとは180度違う雰囲気。

向こうが黒、灰色、白ベースなら、こちらは白や黄色、緑といったカラフルでかわいらしい感じだ。
まぁ、猛禽類と小鳥だからね・・・。

ことりカフェではカフェ利用はせず、買い物だけをした。




でも、メニューを見ると、可愛らしいメニューが一杯!

お店の中には、ガラス張りのケージの中に、インコや文鳥がいて、目を合わせながらお茶をすることができます。

小鳥好きの方は是非♪

【夢日記】8月7日朝

ドコモショップで、操作説明を受けるため、順番待ちしている夢。

ドコモショップは細い小さなビルの中に入っていた。

何階かは分からないが、ドコモショップの下の階とその下の階はアンティークな感じのおしゃれな喫茶店になっていて、私はそこで時間を潰そうとしていた。

ただ、ドコモショップは上の階なので、喫茶店にいると自分の順番が分からない。

そこで、ドコモショップと喫茶店をうろうろしているという夢。

あまり時間もなかったこともあり、自分の前の人を覚えておいて、その人が喫茶店からいなくなったらドコモショップへ行こうと思い、下の下の階でコーヒーを飲んでいた。

その人は自分のいる上の階(ドコモショップの下の階)にいた。

結構時間が経ったので、上の階に行った。
そうしたら、その人はいない。

この人はドコモショップに行きましたか?と周りのその人の同僚らしい女性たちに聞いている。
さぁ、みたいなそっけない返事が返ってくる。

さみしくなって、上の階(ドコモショップ)へ行くと、その人がいた。

夢はここで終わる。

ちなみにその人は、茶髪、長さは肩までくらい、後ろで1つにまとめている。
後ろ姿しか夢には出てこなかった。

追記:8月8日(月)
後から読み返してみたら、どんだけドコモショップが好きなんだよというくらいにほぼ毎行ドコモショップが出てくる。

五十嵐貴久著『リターン』

五十嵐貴久著『リターン』(幻冬舎)

『RIIKA』の続編。

結論からいうと、ちょっと終わり方が荒かったな~。
あまり書くとネタバレしてしまうのが難しいところだけど、折角『RIKA』で「謎だらけ」の存在を作り上げたのだから、続編ではもっと読者を翻弄してほしかったですね。
結局最後は普通の人間と同じ終わり方になってしまう・・・。

とはいえ、孝子と尚美にはすごく好感持てました。
推理小説に出てくる女性って、「美人・エリート・気が強い」に固定化される傾向があるように思うんだけど、孝子と尚美はすごく真面目な印象を受けた。
孝子と尚美の任務遂行の対する執念はすごいよ。尊敬する。
だって結末あんなことになっても、あの程度でよかったと尚美は思うんだもん。(ネタバレしないように伏せまくります。)
尚美強い。

あと、ラストのラストは意外ですね。
これはそうきたか、って感じでしたが。

『RIKA』の世界を、『リターン』でもっと深めて、次の巻くらいで丁寧にRIKAの結末を書いてほしかったところです。ちょっと性急すぎたかー。

※『RIIKA』の読書記録
http://ahoministrator.blogspot.jp/2016/07/rika.html

2016年8月6日土曜日

小野不由美著『残穢』

小野不由美著『残穢』(新潮社)

寝る前に読まなきゃよかった。

ノンフィクションだと思ったら、小説なのか・・・。
あまりにリアルで、特に壁から湧いてくる赤ん坊の光景が焼き付いちゃって、いまだにトラウマである。

事のきっかけは、編集プロダクションのライターの久保さんから「私」の元へきた来た一通の手紙。
その手紙は彼女が引越し先の賃貸マンションでの怪現象を綴ったものである。

最初は、よくある怪談の亜流じゃないのーって正直思った。
送り主の職業がマスコミ関連というのもあった。

が、彼女らの執念はすごい。
何名かの協力者を交えて、その事象の根本的原因を7年間に渡って追い続けていくのだ。
途中で、久保さんの部屋の怪現象の原因が明らかになる。
それはもちろん科学で説明できることではない。
だが、調査はそこで終わらない。


怪現象を体験しているのは久保さんだけではない。
久保さんと同じマンションの住人や、周囲の土地にも問題は及んでいたのだ。

7年の歳月をかけて、一同はその根を辿り、九州まで赴く。

同書のポイントは「残穢」である。
死などがもたらす穢れは伝染し、拡大する。

あまりに詳細な調査の記述から、私は小野不由美自身が実際に関わったものかと思った。

これはどこかで現実に起こりうる話だと思う。

土地に憑いた霊や、成仏できない霊はいる。
その存在をしってほしいがために夜な夜な現れることはあると思う。

存在を知らしめるだけならよいが、ときに、死の世界に引き込まれることがあると聞く。
自殺者が多い崖に行くと、ふと自殺したい気持ちになったりする場合、それは地縛霊の仕業であるという話はよく聴く。

余談だが、昔とある家で猫を飼っていたが、その猫が宙を見つめることがたまにあった。
その家では私はしょっちゅう金縛りにあったり、一度だけだが、黒髪の女性が横に寝ているのを一瞬見たことがあった。


その前の家でもドアをノックされても誰もいなかったり、リビングのガラス戸の前を誰かが横切ったので、見に行ったら誰もいなかったり(これは母も見た)、ステレオが勝手についたり、ということはあった。

私は、その家での何かを持ちこんでしまったのであろうか。

幸い、それから2回引っ越ししたが、今のところ、怪現象は起きていない。

かとうちあき著『野宿入門』

かとうちあき著『野宿入門』(草思社)

一体私は何を目指しているのだろう。

同書はなんと女性によって書かれた野宿の入門書。

※参考
野宿野郎公式サイト ⇒野宿してみたい人は是非。
http://nojukuyaro.net/

彼女だけでなく、彼女の母親も誘ったら近くの公園での野宿に付き合ってくれたというから驚きである。

著者は15歳で野宿デビューをしたらしい。
それもやってみたくなったから、というのが契機だ。
そもそも素質があるのである。

同書で特に役に立った知識:
・薄い寝袋にブルーシートをまくと温かい。
・さらに寝袋とブルーシートの間に新聞紙を挟むと結露で寝袋が濡れるのを防げる。
・寝袋とブルーシートを巻いて洗濯バサミで止めれば完璧!

まー、さすがに本を読んだからといって野宿したいとは思わなかったけど、テントや寝袋って、ホームセンターとかで安いの売っているので、被災時ように一個あってもよいんじゃないかなーと思いました。

マイケル・S・スウィーニー著『ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る完全サバイバル術―自分を守る・家族を守る』

マイケル・S・スウィーニー著『ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る完全サバイバル術―自分を守る・家族を守る』(National Geographic)

先日、買ったということは書いたが、その日中にコラムは全部読んだ。

この本は想像を絶する数々の危険を乗り越えてきた女性探検家が、自身の経験をもとに、必要な知識をまとめたサバイバル本である。

温帯林、湿地、熱帯雨林、高山、砂漠、極地、亜極圏、水上、自宅、自然災害に対応している。

ジャングルで遭難、エベレストで滑落、南極絶命、ボートでの6700kmもの漂流から生還、体重は60kg落ちたが砂漠から生還、同行者9人は全員絶命したが、アマゾンから2か月後に無事生還、飛行機が墜落したジャングルから無防備で無事生還、、、など過去の人物から当本の編集に携わった人たちの壮絶な経験談は読むだけなら面白いコラムばかりだ。
あくまで読むだけ、なら。

自然災害(地震、台風、雷など)にも対応しているから、常備しておいて損はない。

それ以外の章はそのときになったら読んでも、普通に読み物として読んでもよいと思う。

これを読んでアマゾンに一人で探検に行きたくなれば探検家の素質のある人かもしれない・・・。

2016年8月5日金曜日

FX学び中

今日は1ドル101円から102円への大幅変動(現在進行中)

それをなんとか黒字で切り抜けられたのは、数日前に失敗したときの教訓があったから。

その教訓とは・・・変動しても動じない!

数日前はこれで、1日で16,000円ほどの損失を出してしまった。

動じなければ、数時間後にはプラスになったのに。

チェックしたタイミングが悪かったのだ。
仕事の合間にやっていて、デイトレーダーみたいに一日中貼りついているわけではないからね。

ただ、昨年みたいに120円台とか行っていたのはなんだったのでしょうね。
125円のときもあったな。

さすがにあのとき買っていたら、すぐに戻るとは言えない。

逆に100円台を見込んであのとき売っていたら・・・と思うと、FXはほんと流れる水のごときで、分からないのだなぁと思う。

売るか、買うかの、2択しかないのに、9割以上の投資家が退場するとか言われているFX。
ほんとに難しいものだな。

でもなんかやめられない。

2016年8月2日火曜日

【夢日記】8月1日朝

久しぶりに自分の寝言を聞いた。

前日の晩、私は母に本を貸すといって、貸さなかった。
疲れてしまい、早く寝たかったのだ。

夜、寝る直前に、ドア越しに「本借りたかったのに~~」と言われた。

それが夢に出てきた。

母は普段は2階に寝ているのだが、夢の中で1階の祖母の部屋に、祖母の別途の横に布団を敷いて寝ていた。
私はたまたま水を飲みに来たかなんかで、1階の祖母の部屋の前にいたのだが、部屋のドアが空いていて、暗い部屋の中から「本借りたかったのに!」と言われた(普段はそううこと言わない人なんだけど)

で、あー、ごめんねーといいながら、振り返ると、見知らぬ男性がいる。

結構筋肉質で、白っぽい作業着に、白い鉢巻をして、水を飲んでいる。

私は、・・・知り合い?と思いながら、うわづった声で「誰?誰?」と母に聞いた。

そしたら、母は「・・・知らない人・・・」

マジ、ホラーだよ。いや、現実的な方のね。絶対先日読んだ『RIKA』のせいだよ。

ちょっと待って!と言った瞬間、彼はドドドーと足音を鳴らして二階に上がった、、、ような玄関から出て行ったような、、、。

私は、「ちょっと待って!ちょっとまっ」まで言ったところで目が覚めた。

「ちょっとまっ」は自分で言ったのを聞いた気がする。

2016年8月1日月曜日

ココナッツオイル

ココナッツオイルが健康と美容によいとのことで、自分もときどき摂取しています。

実際、整腸作用について割と即効性があるような気がします。
胃がもたれているときとか、たまに体が欲しがります。
摂るときは、一回につき大さじ1が自分の目安です。

が、ココナッツ自体あまり好きではないため、いかに楽に摂れるかということを考えてみました。

結論からいうと、カレーが一番相性がよかったです。

カレーの脇に、大さじ1くらいちょっと垂らして、カレーと一緒に食べる。
カレーの味もそのままに普通に食べられます。

次に良かったのが、そのまま飲む。

ココナッツオイルは良質のオイルと言われるだけあって、さらっさら。
大さじ1くらいならそのまま飲んでもあまり口に残らない。

今思いついたけど、サラダのドレッシングに混ぜる。これもよいかもです。
ココナッツ好きなら、パンにつけてもよいかも。

コーヒーに入れると表面に浮くし、ヨーグルトに入れるとヨーグルトが分離して一部ダマになってしまうので、他の何かに混ぜ込むより、そのままを活かす方が食べやすいように思いました。